【映画】日本映画初、無修正の春画がスクリーンに！　内野聖陽が春画研究家を熱演「春画先生」10月13日公開

内野聖陽が主演し、北香那がヒロインを務めるオリジナル映画「春画先生」が10月13日に全国公開されることがわかった。「さよならくちびる」「月光の囁き」の塩田明彦監督が原作・脚本・監督を担う。内野と北は「罪の余白」（2015）以来、2度目の共演となる。

春画とは肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描いたもので、これまで映画で扱う際も性器部分の描写は映倫審査でぼかし加工が必要だった。本作は劇映画初となるR15＋認証で、日本映画史上初めて無修正で浮世絵春画をスクリーンに映し出す。

春画は平安時代から始まり、江戸時代に木版画技術の発達で全盛期を迎えた。鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国貞ら著名な浮世絵師の多くが春画を手がけ、江戸時代では好色な男性のためのものではなく、身分を問わず多くの老若男女が愛好した。

超一流から三流まで多くの絵師、彫師、刷師たちが全画力と全精力を注いで真面目に人の性を“笑い絵”として表現したものが春画であり、幕府から禁止された禁制品だからこそ芸術の域に達し、庶民から大名までを虜にした。本作では長らく日本美術史のタブーとされながらも世界に誇る江戸文化の裏の華である春画の奥深い魅力を、異色の師弟コンビを通してコミカルに描く。
中略

内野が演じるのは、春画研究家の芳賀一郎こと「春画先生」。北扮する弓子という弟子ができたことで、春画大全の執筆意欲を取り戻していく。内野は「初めて脚本を読んだとき、性愛についての奥深さを感じさせるちょっと笑える、微笑ましい『おとぎ話』のような感覚を持ちました」とコメント。「春画先生という役は、普通の人にはない距離感の人で、大きな喪失感をもってますけど、とても愛すべき研究者だと思いました」と語った。

塩田監督も「なんといっても絶品なのは内野聖陽演じる春画先生」と太鼓判を押す。「心に詰まった春画への思い、さらには愛する女性たちへの想いがいまにもはち切れそうで、気がつくと全身から不思議な震えと波動を発しているような人物を、えもいわれぬユーモアと、完璧といってもいい役作りで体現してくれました」と賛辞を贈る。

全文はソースをご覧ください

禁止

これじゃ廃れるわなｗ