木村〝フィリップ〟ミノルが猪木祭り電撃参戦の意図語る「考え抜いた結果、今しかない」

令和猪木軍での意気込みを語った木村（アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネルから）
10月1日に死去した、アントニオ猪木さん（享年79）の追悼イベント「INOKI　BOM―BA―YE×巌流島in両国（猪木祭り）」（12月28日、東京・両国国技館）で「令和猪木軍」のメンバーに名乗りを上げたK―1WORLD　GPスーパーウェルター級元王者・木村〝フィリップ〟ミノル（29）が意気込みを語った。

昨年12月4日の和島大海戦以来1年ぶりのリングになる木村は、29日に猪木さんの公式ユーチューブチャンネル「最後の闘魂チャンネル」に出演し「久々なので、うれしいです。モチベーションが沸きあがっています」と笑顔を見せる。21日にK―1との契約を満了。ボクシングへの転向を表明していた中での電撃参戦に「ビックリした人も多いと思うんですけど、格闘技の中でやり残したことも多いし、まだまだ格闘技というイベントの中でも自分の存在をアピールしていきたいので、考え抜いた結果、今しかないなということで出場するに至りました」と説明した。

猪木さんの第2の故郷であるブラジルで生まれ、3歳で来日しただけに「身近な存在というか、日系ブラジル人の中でのスターというか。戦う魂は受け継いでいるつもりです」と敬意を抱く。かねてプロレス好きであることを表明している木村は、モハメド・アリ戦など猪木さんの試合を見ているとして「プロレスはメチャクチャ好きで見てます。（令和猪木軍の）一員になれるのはこれ以上にない幸せです」と力を込めた。

対戦相手は現在未定だが、参戦表明からRIZINで人気を集める萩原京平にラブコールを送っている。木村は「追悼の大会なので猪木さんに面白いと思ってもらいたいので。キャラクターが立つ者同士の対戦が実現したらいいと思って名前を出させてもらった」と明かす。一方で「まだ多分、本人にも何も話してないし、何も決まってない段階で言っちゃたんで、すいませんっていう気持ちです」と苦笑いした。果たして対戦は実現するか。

東スポWEB
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