2022年9月20日 12:00 公開
電ファミニコゲーマーではこれまで、『週刊少年ジャンプ』の編集者として『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』などを担当し、現在は白泉社取締役相談役を務める鳥嶋和彦氏をお迎えして、漫画について、そして編集者の役割について考える記事をお届けしてきた。今回の対談もまた、そうした試みのひとつである。
今回、鳥嶋氏とともにお話を伺うのは、株式会社ヒーローズ代表取締役社長で、小学館最高顧問(※取材時。現在は退任)の白井勝也氏だ。
白井氏は『週刊少年サンデー』『ビッグコミック』で編集者として活躍した後、『ビッグコミックスピリッツ』の創刊編集長に就任。『めぞん一刻』『美味しんぼ』『YAWARA!』など、数々の人気作を送り出して、同誌を今も続く人気青年コミック誌へと押し上げた人物だ。
ちなみに鳥嶋氏とは、1970年代後半から80年代にかけて、お互いの担当する漫画家を巡ってしのぎを削った、ライバル関係にあったという。今回の対談では過去にあった驚きのエピソードも、当事者ならではの生々しい語り口で明らかにされている。
だが、この対談で主題となっているのは、そうした漫画業界の裏事情が主眼ではなく、「漫画家と編集者の関係」だ。大きな利益を生み出す大ヒット漫画を生み出すにあたって、編集者は何をすべきなのか。
そしてクリエイターである漫画家に対して、編集者はどのように接するべきなのか。これまであまり語られてこなかった漫画編集者の役割が、この対談から見えてくるはずだ。
さらには漫画だけでなく、学術書なども抱える大手出版社の内部事情や、集英社の『ジャンプ』と、小学館の『サンデー』『スピリッツ』とのコンテンツに対する考え方の違いなど、出版やメディアに関心のある人にとっても、非常に興味深い内容となっている。
聞き手/TAITAI
文/伊藤誠之介
編集/実存
撮影/佐々木秀二
漫画編集者は、昔は「黒子」に徹するべきと言われていた
鳥嶋氏:
今日、白井さんに対談をお願いしたのは、最近ネットで散見される「編集者は必要か」という議論が始まりで。それに賛成も反対もあるんですが、議論を聞いていると決定的に足りないのは、「編集者は何をやっているのか」について、分かるようで分からないという人が多いということなんです。特に漫画の編集者は「作家がちゃんとしていれば要らないだろう」とかね。
やっぱりいろんなことがあって編集者は必要なんだけど、情報がほとんど出ていない。特に漫画編集者の発言は、紙でもネットでもほとんどない。それはやっぱり、会社が「編集は黒子だ」という感じでやってきているのが、長く残っているのかな。
白井氏:
まぁ、そうだろうね。
鳥嶋氏:
だから一回そういう意味で、いろんな漫画の編集現場でやってきた人たちと話をして、それを発信してもらってね、知ってもらうのは良いことじゃないか。
お医者さんの仕事じゃないけれど、そのことによって、良い編集者と悪い編集者を普通の人が見分けるようになって、区別がつくような時代が来るといいなと思って。
白井氏:
今言われたように、以前は編集者といえば黒子でね。あとがきで「○○さんにお世話になった」と名前を出すことさえはばかられた。
鳥嶋氏:
そうなんですか。
白井氏:
それで最初の話に戻ると、編集者がいなくてという漫画家も何人かいるけど、あまり成功はしていないよね。「自分が直に読者と向き合う漫画家」というのは何人か出ましたけど、上手くはいってない。
このあいだ、『進撃の巨人』の若い編集者が話題になっていたけれど、彼が新入社員の時にあの作品が持ち込まれたわけじゃない。絵は粗いんだけど、パッションみたいなものを画面から感じて、彼はデスクや副編に「なんとか連載を」と持っていって説得した。見つけたわけだね。あれはまさに編集者の力というか。
アオイホオノで
佐藤二朗が演じてた人?
S編集長ってやたら出てくる人かな?色んな小学館の漫画で
それはMADホーリィ
ドラゴンボールが鳥山脚本でも全く面白くなくなったのは編集者の力不足だと疑わざるを得ない
イヨクやウチダ以外にやらせてみて欲しい
編集者がストーリー作って漫画家に描かせてるんでしょ
落ち目になるとライバル社と馴れ合うもんだ。
最近のテレビ局は、まさにそれ。
小学館の漫画部門が集英社
集英社は漫画がダメになると会社が終わるから必死。
小学館は少年漫画より高齢者漫画に力入れてるからな。
ガキが多い昭和から平成初期は、
何にもしないでも少年誌が売れたから
うんこ漫画のせいでチャラだな
俺がサンデーの編集長になったら、その作者とあだち充を真っ先に斬ると言ったのがマシリト
究極のメニューも味巡りも中途半端のままだった。
親子の和解も山岡の被害妄想で悪者、雄山は人格者扱い。
せめて最後はきれいに終わってほしい
いやもうキレイに終わらなくていいよ
田畑さんの結婚式で終わらせたアニメは
案外キレイに終わった形になった
士郎とゆう子の結婚式までやらなくて良かった
フジでやってたドラマ版(唐沢寿明が山岡やってたやつ)がちょうど結婚式で完結でちょうどよかったんだよ
漫画も
なんだかんだ終わりと言われれば
それなりにそう見えるところまでは
やったからな
山岡と栗田の結婚式で終わってればな
アニメはプライムでもアベマでも
見られるのは良いわ
何故か公式youtubeもリマスター出てるし
美味しんぼファンとしては
アニメがどこでも見れるのは嬉しい
ただ、アニメは欠番回が多くてなあ
あのシャブスキーの話も「クロちゃん」がアウトだったのか見られないし
ああいうのは店主の下劣な人間性の表現でいいと思うがなぁ。谷村部長が最低だなと軽蔑してるわけだし
やばそうなのは新居の大家に天皇家は朝鮮半島出身ですと山岡が言い切った回だろうな
高橋留美子が天才だったとしか
美味しんぼは、暴力漫画原作者にグルメヒューマンドラマを任せたのは評価しても良いが
SFギャグ漫画や短編もSFやファンタジー寄りの話を描いてた高橋に
青年誌でリアルな設定のラブコメ描かせるってアイディアは普通に凄いと思うけどな
まさに手塚治虫ですな
五代くんの心理描写は男性編集者のおかげだろ
かなりの貢献度なんだが
諸星あたるの心理描写とか見る限り結構本人の考えな気もするけどな
まあめぞん一刻は五代くんの心理描写よりも
響子こずえ八神と終盤の明美さんあたり女性の心理描写が異常に鋭いんだよな
脱連載とか脱雑誌的なのはいいと思うけれどね
出版社通しませんて結局自費出版かweb漫画なんだよね
個人サイトでなんか人は来ないしそうなると出版社のやってるweb漫画誌かpixivみたいな漫画投稿出来るサイトてなってしまう
新しいフォーマットをても結局新しいサイトサービスなだけじゃん的になりそうで
最近記事で見たよ
10年間の電子書籍収入を公開していて継続的に売り上げあるって
読者の求めるもの、政治的交渉、法的手続き諸々を一人まとめていくなんて無理だもん
と言って出版社の怠慢、編集者のサラリーマン化を危惧警告するのは間違いじゃないけどね
たっか
やっぱサルまんのイメージが強いよな
だからこれは小学館の編集と出会う前でしょ
学研の中一コースだったかにあだち充が漫画描いてたな
後にアシスタントになるお兄さんのあだち勉も同じ雑誌にギャグ漫画描いてた
姉の本だったから学年とか違うかもしれんが
1コマ目調べたらまじなんだな
正確には大叔父だけど