電撃ネットワークの南部虎弾(70)が27日、公式ユーチューブチャンネル「電撃TV」を更新。覚醒剤事件で服役中の盟友・田代まさし受刑者(65)が近く出所すると明かした。
以前の所属事務所で先輩にあたる田代受刑者とは、もう長い付き合い。南部によれば「3月に(刑務所から)出てくるんですよ。面会に行きたかったんだけど、『もうすぐ出ますんで、ちょっと待っててください』って言われて」とのことだ。
2019年11月の覚醒剤所持と使用および大麻所持事件で、田代受刑者は翌20年3月4日、懲役2年6月(うち6か月は保護観察付き執行猶予2年)の実刑判決を受けた。判決を不服とし控訴するも棄却。同年夏に刑が確定し、秋から冬になるころ収監された。
1980年代に「ラッツ&スター(前身シャネルズ)」の一員としてブレーク、その後はダジャレの帝王「マーシー」としてピンで人気を博した田代受刑者は、2000年の盗撮を皮切りにこれまで何度も事件を起こしてきた。薬物絡みの逮捕は、19年が実に4度目。
南部は「この前捕まる前にラッツ(&スター)のライブがあって、コロナで中止になっちゃったかもしんないけど、そこで復活するはずだったんですよ。という時に、なんでそこで我慢ができないのかって…」などと、これまでのサポート秘話を明かした。
南部の聞き手を務めた俳優・中村ゆうじ(65)によると、田代受刑者は19年の逮捕前「糖尿病でもうお腹がパンパン」だったとか。南部には「俺はヤクやってないから太ってんだよ」とうそぶいていたそう。「だからインスリンの注射、打ってるって言ってましたもんね。看護婦さんに『打ち方うまいですね』って褒められた、ってギャグにしてましたもん」(中村)
南部は「もう田代さんに期待なんか何もしてない」という。「出てきたら、絶対『ユーチューブやりましょう。もうかりますから』って人たちが周りに出てくるのは分かってる。それですぐにユーチューブで人気になりますよ、カリスマで。テレビ出られないからこそ、また見たい、ってのもあるじゃない? だから(出所後は)あんまり心配はしてない」
田代受刑者は今回の服役前、笑いの師と仰ぐ志村けんさんをコロナで亡くしている。「刑務所では、仏画を描こうと思っている」と話していたという報道も以前あった。
「しばらくの間は、自分を援助してくれた人たちとこにあいさつ回りとか行って、お小遣いもらって生活するんだと思うけど、少し落ち着いてからね、たぶん半年間ぐらいリハビリが必要だけど、でも、あの人が何もしないで終わるわけがないから、そんとき『また何かやりましょう』って言ったら、本人が『やりたい』って言ったら何かやりましょうよ」と南部は中村を誘い、最後は2人で「田代ちゃん待ってるよ」とカメラに向かって手を振っていた。
東京スポーツ
2022年02月28日 20時50分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4029968/